このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 武蔵野美術大学のレベル
- 武蔵野美術大学の入試制度など
東京五美術大学に含まれる武蔵野美術大学。
この記事では、武蔵野美術大学のレベルや詳細などを解説します。
この記事を読み終えると、武蔵野美術大学について詳しく知ることができ、どうすれば受かるのかが分かります。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
武蔵野美術大学のレベル
- 偏差値
- 倍率
- 合格最低点
- 就職先
武蔵野美術大学の偏差値
武蔵野美術大学の偏差値を学部・学科別にまとめると、下の表の様になります。
学部 | 学科など | 偏差値 |
造形学部 | 日本画学科 | 45.0 |
油絵学科-油絵 | 45.0 | |
油絵学科-版画 | 45.0 | |
彫刻学科 | 40.0 | |
視覚伝達デザイン学科 | 52.5 | |
工芸工業デザイン学科 | 42.5 | |
空間演出デザイン学科 | 45.0 | |
建築学科 | 47.5 | |
基礎デザイン学科 | 47.5 | |
芸術文化学科 | 45.0 | |
デザイン情報学科 | 45.0 | |
造形構想学部 | クリエイティブイノベーション学科 | 45.0 |
映像学科 | 50.0 |
偏差値は低いですが、入試制度に実技があるので何とも言えませんね。
因みに、大学の偏差値ランキングでは全767大学中240位、私立589大学中87位となっています。
武蔵野美術大学の倍率
武蔵野美術大学の倍率は、次のようになっています。
学部 | 学科など | 倍率(倍) |
造形学部 | 日本画学科 | 3.9 |
油絵学科-油絵専攻 | 4.3 | |
油絵学科-版画専攻 | 4.8 | |
彫刻学科 | 2.7 | |
視覚伝達デザイン学科 | 5.0 | |
工芸工業デザイン学科 | 2.0 | |
空間演出デザイン学科 | 1.9 | |
建築学科 | 3.1 | |
基礎デザイン学科 | 4.3 | |
芸術文化学科 | 1.6 | |
デザイン情報学科 | 2.6 | |
造形構想学部 | クリエイティブイノベーション学科 | 1.3 |
映像学科 | 3.2 |
武蔵野美術大学の合格最低点
武蔵野美術大学の合格最低点は、以下の通りです。
学部 | 学科など | 合格最低点/満点 |
造形学部 | 日本画学科 | 352/500 |
油絵学科-油絵専攻 | 360/500 | |
油絵学科-版画専攻 | 374/500 | |
彫刻学科 | 352/500 | |
視覚伝達デザイン学科 | 338/500 | |
工芸工業デザイン学科 | 318/500 | |
空間演出デザイン学科 | 310/500 | |
建築学科 | 245/400 | |
基礎デザイン学科 | 261/400 | |
芸術文化学科 | 180/300 | |
デザイン情報学科 | 260/400 | |
造形構想学部 | クリエイティブイノベーション学科 | 165/300 |
映像学科 | 352/500 |
武蔵野美術大学の就職先
武蔵野美術大学の就職率は、83.1%です。
また、主な就職先については、下の画像の様に学部・学科別に公開されています。
(出典:武蔵野美術大学HP「進路・就職」)
各学科の就職先を知りたい方は、武蔵野美術大学ホームページの「進路・就職」をご覧ください。
武蔵野美術大学の詳細情報
- 入試制度
- 5美大の1つ
- 位置づけ
武蔵野美術大学の入試制度
武蔵野美術大学の入試制度は変わっています。
例えば造形学部日本学科の場合、下の画像のような入試制度です。
(出典:パスナビ「武蔵野美術大学」)
個別学力試験では数学を選択すれば実技はやらなくて済みます。
だから偏差値が高いのでしょう。
武蔵野美術大学は五美大の1つ
武蔵野美術大学は、東京五美術大学の1つです。
東京五美術大学とは、東京にキャンパスを持つ5つの美術大学のことで、つぎの5大学を指します。
- 多摩美術大学
- 武蔵野美術大学
- 東京造形大学
- 女子美術大学
- 日本大学芸術学部
武蔵野美術大学の位置づけ
武蔵野美術大学の五美大での位置づけは、3番目です。
これは偏差値順に並べた時もそうですし、美術大学のレベルとして並べても同じです。
とはいえ、大学によって力を入れている学科とそうでない学科があるので、自分が何をやりたいかを基準に大学を選ぶと良いですよ。
【武蔵野美術大学のレベル】まとめ
この記事では、武蔵野美術大学のレベルや詳細を解説しました。
美術大学の中でも、特徴的な大学ですね。
また本ブログでは、勉強に関する情報を毎日発信しています。
テストで良い点を取りたい方や安くて質の良い教育サービスを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ご質問などありましたら、本記事下部のコメント欄からお気軽にどうぞ!
最後までご精読いただきありがとうございました。
コメント失礼致します。
武蔵野美術大に関する記事において大きな誤解を招く記述が見受けられましたので、いくつか訂正させてください。
受験生向けとしてかなり重要な点ですが、絵を描けなくても合格できる(実技を選択しなくてよい)のは造形構想学部などごく一部の専攻だけで、主要な学科は殆ど実技が必須です。
例として挙げられている日本画学科も然り。募集要項を一読される事をお勧めします。
また五美大での位置付けが3番目というのもどこ情報でしょうか?
昔から武蔵美は多摩美と並び私立美大トップという立ち位置です。
東京藝大を除いた私立五美大の中で、多摩美以外で武蔵美を上回る大学は思い付きません。美大の序列が偏差値順というのも意味不明。
もちろん比較には色々な尺度がありますが、入試レベルなら大手美大予備校(すいどーばた等)の合格実績の並び順が参考になると思われます。
追記
2次試験?でも実技は一部しかない、との事ですが、
日本画や油絵、彫刻、各デザイン系学科における
実技:学科の配点比率は6:4となっており、
内訳はデッサン150点、色彩150点、学科2教科200点の500点満点。
一部例外はありますが、大抵の学科はこの形式です。
武蔵美が学科試験を重視している、というのは美大予備校でも何となく言われていた話ですが、数十年前に学科試験で足切りを実施していた時代の名残りがイメージとして定着しただけです。
むしろ試験内容、配点比率を見れば美術大としてかなり正統派な入試形式を取っていると分かります。
関東圏の美大受験生は基本的に東京藝大、武蔵美、多摩美の3校を併願します。
つまり美大予備校で徹底的に鍛えた層が受験する訳で、その実技レベルはかなり高いと見て間違いありません。
言いたいことを全て言ってくれてありがとうございます!
全くもって勉強不足だとおもいます。
わからないなら書かないでください。
通りすがり失礼致します。
上の方も書かれておられますすが、
本気で受験される方は、芸大、武蔵美、多摩の3校を併願だと思います。
この武蔵野美術大に関する内容を鵜呑みにされると
実技試験のある学科は、ほぼ落ちると思って間違いないと思っていた方が良いですよ。
皆さんデッサン等の基礎から2〜3年は勉強しておられると思います。
真剣に受験される方々はご存知でしょうが、
あまり雑にまとめられない方がよろしいいかと。
貴殿のおっしゃる情報格差をなくすため?とは?ご一考ください。
2点訂正した方がよろしいかと。
・「ほとんど絵が描けなくても合格できる」
紹介されている日本画学科を含む主要な学科は実技必須であり、その実技力も高いレベルを要求されます。実技が不要なのは芸文などごく一部です。入学者の大多数がその実技で入っているのですから「ほとんど絵が描けなくても…」などと決めつけるのはいかがなものかと。
・「5美大では3番手」
ムサビはタマビと並んで5美大のツートップという評価が一般的で、大手予備校でもそのような扱いになっています。正直かなり違和感を覚えます。
勉強不足ですよ。
特殊な受験なのでわからなければ書かないで
いただきたいものです。