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【ノンバーバルスキルとは】3つの効果や使い方・習得方法を解説

ノンバーバルスキルとは、身振り手振り・表情といったボディーランゲージによって相手に物事を伝える技術のことです。

ノンバーバル(nonverbal)とは、日本語に直すと「非言語的」という意味であるため、ノンバーバルスキルは言語を使わずにコミュニケーションをとるスキルとも言えます。

コミュニケーションのうち93%はノンバーバルコミュニケーションによって成り立っているとも言われており、ノンバーバルスキルを身につければ、より円滑なコミュニケーションを行えます。

実はノンバーバルスキルは、誰でも簡単に身につけることができます。

なぜなら誰もが無意識のうちにやっていることを意識して行うだけで身につくからです。

もしあなたがノンバーバルスキルについて知りたい・身につけたいと思うのであれば、ぜひこの記事を読み込んでほしいです。

この記事を読み終えると、ノンバーバルスキルの効果や使い方・習得方法が理解でき、プライベートでも仕事でも、コミュニケーションを今までより円滑に進められるようになります。

それではさっそく本文へいってみましょう。

ノンバーバルスキルの効果

ノンバーバルスキルの効果
  1. コミュニケーションの円滑化
  2. 印象を操作できる
  3. その他

 

ノンバーバルスキルの効果①:コミュニケーションの円滑化

ノンバーバルスキルについて知りたい人
ノンバーバルスキルについて知りたい人
話の内容の方が大切だと思うけど、ノンバーバルスキルってそんなに重要なの?


 

話の内容の約10倍、ノンバーバルスキルの方が重要です。

というのも話の内容よりも態度や表情などの視覚情報の方が大切ということは、「メラビアンの法則で示されているからです。

メラビアンの法則とは?

メラビアンの法則とは、コミュニケーションを取る際に、人が相手に与える印象は次のような割合であるということを示したもの。

 

 

この法則は、1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって提唱されました。

 

メラビアンの法則によると、相手に与える印象を形成するのは、話の内容が7%、視覚情報や聴覚情報などのノンバーバルコミュニケーションは93%だそうです。

つまり、つまらない話を面白そうに話す人と面白い話をつまらなそうに話す人が居た場合、多くの人が面白いと感じるのは前者だということです。

 

ノンバーバルスキルの効果②:印象を操作できる

ノンバーバルスキルを用いることで、相手からあなたへの印象を思いのままに変えることができます。

なぜなら先ほども書いた通り、相手があなたに抱く印象のうち93%はノンバーバルコミュニケーションによって形成されるからです。

具体的には、ノンバーバルスキルを用いると次のような印象を持たせることができます。

  1. 知的な人物だと思わせる
  2. 相手から好印象を持たせる

 

ノンバーバルスキルの効果③:その他

ノンバーバルスキルにはここまでに紹介したもの以外にも、話に信憑性を持たせたり、聞き手の理解を向上させたりといった効果もあります。

 

このように、ノンバーバルスキルは沢山の効果を持っています。

尚、ノンバーバルスキルに関するこれらの効果は以下の論文で立証されています。

検証方法や研究内容に関して詳しく知りたい方はこちらの論文をご覧ください。

 

ノンバーバルスキルの例

ノンバーバルスキルついて知りたい人
ノンバーバルスキルついて知りたい人
ノンバーバルスキルの効果は分かったけど、ノンバーバルスキルには具体的にどういうものがあるの?

 

ノンバーバルスキルには、具体的に次のようなものがあります。

  1. 表情
  2. 身振り手振り

 

表情や身振り手振りだけでなく、声もノンバーバルスキルに含まれます。

先ほど解説したメラビアンの法則で、相手に影響を与える要因のうち38%は聴覚情報でした。

ここでいう聴覚情報とは、声のトーンや抑揚のことです。

声のトーンや抑揚は話の内容には含まれないため、言語を使わないノンバーバルスキルに含まれます。

ではこれらのノンバーバルスキルを効果的に用いるにはどうすれば良いのでしょうか?

順を追って解説します。

 

ノンバーバルスキルの効果的な使い方

ノンバーバルスキルの使い方①:表情について

結論から言うと、ノンバーバルスキルの中でも笑顔が最強です。

コミュニケーションにおける笑顔は、卵かけご飯における味付け海苔のような役割を果たします。

卵かけご飯は、卵とご飯があれば成立します。

つまり味付け海苔は無くても、卵かけご飯は作れます。

しかし、味付けのりがあると最高の一品になりますよね。

コミュニケーションも、言葉が話せれば成立します。

しかしそこに笑顔があると、会話は弾み心は踊る、最高のコミュニケーションになります。

コミュニケーションを行う際は、笑顔を忘れないようにしてください。

 

ノンバーバルスキルの使い方②:身振り手振りについて

身振り手振りには、聞き手の理解を向上させる効果があります。

身振り手振りをする際は、必ず腰よりうえで行ってください。

聞き手はあなたの顔周辺を見ていることが多いため、腰より下で身振り手振りをしても相手の視界に入らないからです。

身振り手振りをすることで聞き手の理解が深まり、聞き手に「この人の説明は分かりやすい」と思わせることができます。

 

ノンバーバルスキルの使い方③:声ついて

声も重要なノンバーバルスキルです。

声のトーンや抑揚によって、相手が受ける印象は38%も変わります。

理想的な声の高さは、「ドレミファソラシド」と言った時の「ミの音」です。

これは就職活動の面接対策に関する本などによく書いてありますね。

 

ノンバーバルスキルを身につける方法

ノンバーバルスキルを習得する方法を以下の3つに分けて解説します。

  1. 表情
  2. 身振り手振り

3つ全てに共通するのは、練習が本当に大切であるということです。

1つずつ詳しく解説します。

 

ノンバーバルスキル習得方法①:表情について

先ほど「笑顔は最強」と説明しました。

しかしほとんどの人は笑顔をキープできません。

試しにやってみると分かりますが、おそらく10分もしたらひきつってくると思います。

まずは鏡を見て自然な笑顔を作る練習をし、作れたらその笑顔をキープする練習を行いましょう。

 

ノンバーバルスキル習得方法②:身振り手振りについて

身振り手振りを効果的に用いるには、とにかく使ってみることが重要です。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、日常会話から身振り手振りを取り入れてみるのをおすすめします。

なぜなら、普段からやっていないといざやろうと思った時に身振り手振りに精一杯になってしまい、話すのが疎かになるからです。

ノンバーバルスキルの1つである身振り手振りを身につける方法は、常日頃からやってみることです。

ノンバーバルスキル習得方法③:声について

声は聴覚情報のほとんどを占めるため、重要なノンバーバルスキルです。

声を効果的に使うには、以下の2つを習得する必要があります。

  • 声の高さ
  • 声の抑揚

声の高さも抑揚も、習得方法は同じです。

普段の会話からやってみることです。

高さについては「ミの音」を、抑揚については「重要な部分を大きな声で言う」など、日常の会話から意識してやってみましょう。

無意識でできるようになったら、身に付いたと思って大丈夫です。

 

まとめ

  • ノンバーバルスキルの効果:①コミュニケーションの円滑化②印象を操作できる③その他にも沢山ある
  • ノンバーバルスキルの例:①表情②身振り手振り③声
  • ノンバーバルコミュニケーションの習得方法:日常生活から実践する

この記事で紹介したノンバーバルスキルは、プライベートや仕事などあらゆる場面であなたの役に立ちます。

周りの人から知的で説明上手だと思われるため信頼され、人間関係が良好になります。

本記事を読んで知識を付けたら、あとは実践あるのみです。

この記事を読み終えたら、ニコニコしながら「ドレミファソラシド」と言って「ミの音」を確認し、ミの音で独り言を言いましょう。

せしみん
せしみん
僕がノンバーバルスキルの練習を始めたときに思いましたが、ミの音で話すことよりも笑顔をキープすることの方が難しいです。

 

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最後までご精読いただきありがとうございました。

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