このようなご要望にお応えします。
本記事の内容
- 「愛」を含む四字熟語
- 他者への「愛」を表す四字熟語
- 「愛」に関する四字熟語
人間関係において欠かせないもの、愛。
この記事では、愛に関する四字熟語を20コ解説します。
この記事を読み終えると、愛に関する四字熟語を知ることができ、意味や成り立ちを理解することで、心が温まります。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
「愛」を含む四字熟語7選
- 愛月撤灯(あいげつてっとう)
- 愛執染着(あいしゅうぜんちゃく)
- 愛別離苦(あいべつりく)
- 敬天愛人(けいてんあいじん)
- 相思相愛(そうしそうあい)
- 和顔愛語(わがんあいご)
- 甘棠之愛(かんとうのあい)
「愛」を含む四字熟語①:愛月撤灯(あいげつてっとう)
愛月撤灯は、「極めて激しく物事を愛すること」を表す四字熟語です。
「愛月」は月を愛すること、「撤灯」は光源となる灯りを撤去すること。
周りの灯りを撤去することで、月を際立たせることができます。
成り立ちも意味も、とても面白い四字熟語ですね。
「愛」を含む四字熟語②:愛執染着(あいしゅうぜんちゃく)
愛執染着は、「愛に囚われること」を表す四字熟語です。
このような使い方をします。
「愛」を含む四字熟語③:愛別離苦(あいべつりく)
愛別離苦は、「愛する人と別れる苦しみ」を表します。
主に親子・兄弟・夫婦が別れる時に使います。
因みに、愛別離苦を味わった時に読んでほしい記事がこちらです。
「愛」を含む四字熟語④:敬天愛人(けいてんあいじん)
敬天愛人は、「天を敬い人を愛すること」を表す四字熟語です。
西郷隆盛が学問の目的を説いた言葉として有名ですね。
因みに、西郷隆盛は人格者として有名です。
敬天愛人を極めれば、あなたも西郷隆盛の様な人格者になれるでしょう。
「愛」を含む四字熟語⑤:相思相愛(そうしそうあい)
相思相愛は、「お互いに愛し合っていること」を表します。
結婚前のカップルなどは正に相思相愛でしょう。
因みに、相思相愛のような良い意味の四字熟語をまとめた記事もありますので、ぜひご覧ください。
「愛」を含む四字熟語⑥:和顔愛語(わがんあいご)
和顔愛語は、「穏やかで親しみやすい振る舞い」を表す四字熟語です。
「和顔」は和やかな顔、「愛語」は親しみやすい言葉遣いのこと。
僕の友人に「Mr.和顔愛語」と言っても過言ではない人物が居ますが、とても人気者ですよ。
「愛」を含む四字熟語⑦:甘棠之愛(かんとうのあい)
甘棠之愛は、「優れた為政者に対して人々が慕うこと」を表す四字熟語です。
「甘棠」はりんごの木のこと。
昔、中国に優れた為政者が居て、よくリンゴの木の木陰で休んでいました。
みんなはその為政者を慕っていたため、その為政者が居なくなってからもリンゴの木を大切にしました。
という物語が元ネタになっています。
良い話ですね。
「愛」を含む四字熟語7選
①愛月撤灯(あいげつてっとう)
②愛執染着(あいしゅうぜんちゃく)
③愛別離苦(あいべつりく)
④敬天愛人(けいてんあいじん)
⑤相思相愛(そうしそうあい)
⑥和顔愛語(わがんあいご)
⑦甘棠之愛(かんとうのあい)
他者への「愛」を表す四字熟語5選
- 愛屋及烏(あいおくきゅうう)
- 落花流水(らっかりゅうすい)
- 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
- 寤寐思服(ごびしふく)
- 偕老同穴(かいろうどうけつ)
他者への「愛」を表す四字熟語①:愛屋及烏(あいおくきゅうう)
愛屋及烏は、「溺愛していること」を表す四字熟語です。
その人を愛するあまり、その人に関わるもの全てが愛おしくなり、その人が住んでいる家に留まっている鳥まで愛おしくなることから来ています。
実際に、好きな人の匂いや仕草は、なぜかとてつもなく好きになりますよね。
他者への「愛」を表す四字熟語②:落花流水(らっかりゅうすい)
落花流水は、「男女が相思相愛の状態にあること」を表す四字熟語です。
花が川に落ちてゆっくりと流されていく様子を表しています。
花びらを受け止める水を女性、水に流されたいと思う男性の心を花びらに例えています。
因みに、落花流水には「物事が衰えてゆく様」という意味もあり、多くの人はこちらの意味で覚えていると思います。
他者への「愛」を表す四字熟語③:昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
昼想夜夢は、「昼に思ったことを夜寝ている時に夢見ること」を表しています。
つまり、それくらい常に想っているということです。
その状態を表す四字熟語ですね。
他者への「愛」を表す四字熟語④:寤寐思服(ごびしふく)
寤寐思服は、「寝ても覚めても忘れられないこと」を表す四字熟語です。
「寤」は起床すること、「寐」は寝ていること、「思服」は常に思っていること。
因みに、目標のことを考え続けてコツコツと頑張ることに関する四字熟語は、こちらの記事で解説しています。
他者への「愛」を表す四字熟語⑤:偕老同穴(かいろうどうけつ)
偕老同穴は、「夫婦が最後まで仲むつまじく過ごすこと」を表す四字熟語です。
夫婦が仲良く暮らし、最後は同じ墓に入ることから来ています。
とても幸せな四字熟語ですね。
こういった幸せな意味を持つ四字熟語をまとめた記事もありますので、ぜひご参照ください。
他者への「愛」を表す四字熟語5選
①愛屋及烏(あいおくきゅうう)
②落花流水(らっかりゅうすい)
③昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
④寤寐思服(ごびしふく)
⑤偕老同穴(かいろうどうけつ)
「愛」に関する四字熟語6選
- 寵愛一身(ちょうあいいっしん)
- 兼愛交利(けんあいこうり)
- 人面桃花(じんめんとうか)
- 比翼連理(ひよくれんり)
- 垂頭喪気(すいとうそうき)
- 雨霖鈴曲(うりんれいきょく)
「愛」に関する四字熟語①:寵愛一身(ちょうあいいっしん)
寵愛一身は、「一人で愛情を独占すること」を表す四字熟語です。
「三千の寵愛一身にあり」を略した言葉で、多くの人達の中から一人だけ特別に愛されるという意味を持ちます。
あなたの周りにも寵愛一身になっている人は居ませんか?
「愛」に関する四字熟語②:兼愛交利(けんあいこうり)
兼愛交利は、「人を区別せずに愛し、互いに利益を与え合うこと」を意味する四字熟語です。
寵愛一身とは真逆の意味の四字熟語ですね。
本来、親は子に対して兼愛交利でなければなりません。
しかし、中には子どもを区別して、寵愛一身をやってしまう親も居ます。
あなたが親になったら、等しく子どもを愛せるような親になってください。
「愛」に関する四字熟語③:人面桃花(じんめんとうか)
人面桃花は、「ある場所で美人と出会ったとして、そこにもう一度行ってもまた会えるわけではないこと」を表します。
例文としては、「人面桃花なので、明日も好きな人に会えるとは限らない」といった感じでしょうか。
使い道が分かりませんね。
「愛」に関する四字熟語④:比翼連理(ひよくれんり)
比翼連理は、「男女の愛情がとても深いこと」を表す四字熟語です。
「比翼」は2羽の鳥が互いに翼を並べること、「連理」は2本の木の幹や枝が途中でくっついていること。
文字列がとてもかっこいいですね。
「愛」に関する四字熟語⑤:垂頭喪気(すいとうそうき)
垂頭喪気は、「がっかりすること」を表す四字熟語です。
振られた時や好きな人と喧嘩した時は、垂頭喪気になりますよね。
そんな時は、好きな人のことは一度忘れましょう。
「愛」に関する四字熟語⑥:雨霖鈴曲(うりんれいきょく)
雨霖鈴曲は、「中国の玄宗が楊貴妃の死を悲しんで作った楽曲の名前」です。
楊貴妃は世界三大美女に名を連ねるほどの美人だったらしいです。
その楊貴妃を失った玄宗が、悲しみのあまり作ったのが雨霖鈴曲になります。
「愛」に関する四字熟語6選
①寵愛一身(ちょうあいいっしん)
②兼愛交利(けんあいこうり)
③人面桃花(じんめんとうか)
④比翼連理(ひよくれんり)
⑤垂頭喪気(すいとうそうき)
⑥雨霖鈴曲(うりんれいきょく)
【愛に関する四字熟語】まとめ
この記事では、「愛」に関する四字熟語について解説しました。
気に入ったものがあれば幸いです。
また本ブログでは、四字熟語に関する記事を毎日投稿しています。
その他の四字熟語を知りたい方や四字熟語を効率良く覚えたい方は、こちらの記事もご覧ください。
最後までご精読いただきありがとうございました。