このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 「珍しいこと」を表す四字熟語10選
- 意味・読み方が珍しい四字熟語7選
誰も知らない四字熟語を知っていたり、珍しいものを見てサラッと四字熟語が出てきたりしたら、かっこいいですよね。
この記事を読み終えると、「珍しいこと」に関する語彙力が上がり、サラッと言うことで知的な印象を与えます。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
- 1 「珍しいこと」を表す四字熟語10選
- 1.1 「珍しいこと」を表す四字熟語①:家鶏野鶩(かけいやぼく)
- 1.2 「珍しいこと」を表す四字熟語②:独具匠心(どくぐしょうしん)
- 1.3 「珍しいこと」を表す四字熟語③:冠前絶後(かんぜんぜつご)
- 1.4 「珍しいこと」を表す四字熟語④:鉄樹開花(てつじゅかいか)
- 1.5 「珍しいこと」を表す四字熟語⑤:奇想天外(きそうてんがい)
- 1.6 「珍しいこと」を表す四字熟語⑥:前代未聞(ぜんだいみもん)
- 1.7 「珍しいこと」を表す四字熟語⑦:空前絶後(くうぜんぜつご)
- 1.8 「珍しいこと」を表す四字熟語⑧:斬新奇抜(ざんしんきばつ)
- 1.9 「珍しいこと」を表す四字熟語⑨:盲亀浮木(もうきふぼく)
- 1.10 「珍しいこと」を表す四字熟語⑩:史上空前(しじょうくうぜん)
- 2 意味・読み方が珍しい四字熟語7選
- 3 珍しい四字熟語まとめ
「珍しいこと」を表す四字熟語10選
- 家鶏野鶩(かけいやぼく)
- 独具匠心(どくぐしょうしん)
- 冠前絶後(かんぜんぜつご)
- 鉄樹開花(てつじゅかいか)
- 奇想天外(きそうてんがい)
- 前代未聞(ぜんだいみもん)
- 空前絶後(くうぜんぜつご)
- 斬新奇抜(ざんしんきばつ)
- 盲亀浮木(もうきふぼく)
- 史上空前(しじょうくうぜん)
「珍しいこと」を表す四字熟語①:家鶏野鶩(かけいやぼく)
「古いものを嫌って遠ざけ、新しい物を好むこと」を表します。
「家鶏」は家で飼っている鶏、「野鶩」は野生のあひる。
身近にある良いものを嫌い、遠くにある悪いものを好む場合にも使います。
例文としては、「紙の辞書を否定して電子辞書を好むのは家鶏野鶩だ」といった感じです。
「珍しいこと」を表す四字熟語②:独具匠心(どくぐしょうしん)
独具匠心は、「芸術に関する独創的な技巧を持っていること」を表す四字熟語です。
「独具」は個性的という意味で、「匠心」は芸術作品の創造に必要なアイデアのことです。
「レオナルド・ダ・ヴィンチは独具匠心だ」といった使い方をします。
「珍しいこと」を表す四字熟語③:冠前絶後(かんぜんぜつご)
冠前絶後は、「飛び抜けて優れていること」を表す四字熟語です。
昔は、自分の位に応じた冠をかぶっていました。
ですので、「冠前絶後」は付けている冠よりも前に何もないという意味です。
つまり、自分より上のくらいの人が居ないことから、「飛び抜けて優れていること」という意味になりました。
「珍しいこと」を表す四字熟語④:鉄樹開花(てつじゅかいか)
「不変だと思われていた物事が変化すること」を表します。
また、きわめて珍しい物事を表す場合にも使います。
例文としては、「あの子に彼氏ができるなんて、鉄樹開花だね」といった感じです。
「珍しいこと」を表す四字熟語⑤:奇想天外(きそうてんがい)
奇想天外は、「普通は起こりえない奇抜なこと」を表す四字熟語です。
「奇想」は思いもよらないこと、「天外」ははるか遠方の空のこと。
つまり、想像すらできないことが起こった時に使います。
「あの子が山田と付き合うなんて、奇想天外だ」といった感じです。
「珍しいこと」を表す四字熟語⑥:前代未聞(ぜんだいみもん)
「今までに聞いたこともないような珍しいこと」を表します。
前代未聞は知っている方も多いと思いでしょう。
「焼肉定食」くらい頻出の四字熟語ですね。
「珍しいこと」を表す四字熟語⑦:空前絶後(くうぜんぜつご)
空前絶後は「とても珍しいこと」を表す四字熟語です。
「空前」は前例がないこと、「絶後」はこれからも起こりえないこと。
「山田が学年1位になるなんて、空前絶後だ」という使い方をします。
「珍しいこと」を表す四字熟語⑧:斬新奇抜(ざんしんきばつ)
「今までにないほど新しいこと」を表します。
「斬新」も「奇抜」も日常的に使うので、意味を想像するのは容易いでしょう。
「珍しいこと」を表す四字熟語⑨:盲亀浮木(もうきふぼく)
盲亀浮木は、「非常に珍しいこと」を表す四字熟語です。
「盲亀」は盲目の亀、「浮木」は流木のこと。
この四字熟語は、寓話が元ネタになっています。
「珍しいこと」を表す四字熟語⑩:史上空前(しじょうくうぜん)
史上空前は「前例がないくらい珍しいこと」を表します。
「史上」は歴史上、「空前」は一度もないこと。
「彼の記録は史上空前だ」と言った使い方をします。
空前絶後と同じ意味ですね。
「珍しいこと」を表す四字熟語10選
①家鶏野鶩(かけいやぼく)
②独具匠心(どくぐしょうしん)
③冠前絶後(かんぜんぜつご)
④鉄樹開花(てつじゅかいか)
⑤奇想天外(きそうてんがい)
⑥前代未聞(ぜんだいみもん)
⑦空前絶後(くうぜんぜつご)
⑧斬新奇抜(ざんしんきばつ)
⑨盲亀浮木(もうきふぼく)
⑩史上空前(しじょうくうぜん)
意味・読み方が珍しい四字熟語7選
- 呵呵大笑(かかたいしょう)
- 已己巳己(いこみき)
- 魑魅魍魎(ちみもうりょう)
- 遊生夢死(ゆうせいむし)
- 青息吐息(あおいろといき)
- 石部金吉(いしべきんきち)
- 一暴十寒(いちばくじっかん)
意味・読み方が珍しい四字熟語①:呵呵大笑(かかたいしょう)
呵呵大笑は、「大声で笑うこと」を表す四字熟語です。
文字列からして楽しそうな四字熟語ですよね。
因みに、呵呵大笑のような幸せな様子を表す四字熟語については、こちらの記事で紹介しています。
意味・読み方が珍しい四字熟語②:已己巳己(いこみき)
已己巳己は、「とてもよく似ているもの」を表す四字熟語です。
「似ている」という意味を表す漢字を繋げるのではなく、似ている漢字を集めて意味を作るのが珍しいですね。
意味・読み方が珍しい四字熟語③:魑魅魍魎(ちみもうりょう)
魑魅魍魎は「様々な化け物」を表す四字熟語です。
「魑」は山の神、「魅」は怪物、「魍魎」は水の神を表します。
因みに、魑魅魍魎は意外と書けないことで有名な四字熟語なので、見ずに書けるか試してみましょう、
意味・読み方が珍しい四字熟語④:遊生夢死(ゆうせいむし)
「何も成し遂げず、ぼんやりとして一生を終えること」を表しています。
「遊生」は遊んで生きること、「夢死」は夢を見ているかのように死んでいくこと。
学生時代に勉強を怠り、社会人になってもゲームばかりしているような人は正に遊生夢死ですね。
社会人こそ勉強しましょう。
因みに、意味がない物事を表す四字熟語をまとめた記事もありますので、ぜひご覧ください。
意味・読み方が珍しい四字熟語⑤:青息吐息(あおいろといき)
青色吐息は、「心配で出るため息」を表す四字熟語です。
音が良いですよね。
また、色を表す漢字が入っていることが珍しいです。
意味・読み方が珍しい四字熟語⑥:石部金吉(いしべきんきち)
石部金吉は、「融通が利かない人」を表す四字熟語です。
人の名前みたいですよね。
石と金という、2つの硬い物を入れて作った擬人名です。
意味・読み方が珍しい四字熟語⑦:一暴十寒(いちばくじっかん)
「努力をしても、怠ることが多かったら無駄になってしまう」という意味です。
「一暴」は1日温めること、「十寒」は10日冷やすこと。
それを努力に例えた四字熟語です。
勉強も同じで、1日勉強しても10日間サボってしまったら、意味が無くなってしまいます。
毎日コツコツとがんばりましょう。
因みに、「コツコツ頑張ること」を表す四字熟語については、こちらの記事で解説しています。
意味・読み方が珍しい四字熟語7選
①呵呵大笑(かかたいしょう)
②已己巳己(いこみき)
③魑魅魍魎(ちみもうりょう)
④遊生夢死(ゆうせいむし)
⑤青息吐息(あおいろといき)
⑥石部金吉(いしべきんきち)
⑦一暴十寒(いちばくじっかん)
珍しい四字熟語まとめ
この記事では、珍しいことを表す四字熟語や、読み方・意味が珍しい四字熟語を紹介しました。
時間がある方はぜひ覚えてみましょう。
因みに、読み方が難ししぎる珍しい四字熟語を紹介している動画が面白かったので、紹介しておきます。
また本ブログでは、勉強に関する情報を毎日発信しています。
今よりも賢くなりたい方や学校の成績を上げたい方は、こちらの記事もご覧ください。
最後までご精読いただきありがとうございました。