このようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 親が勉強しろとうるさい時の対処法
- 親が勉強しろとうるさい理由
- 親が勉強しろとうるさいのは逆効果?
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、10分に1回は勉強しろと言う親の元で育ちました。
親から勉強しろと言われると、逆に勉強したくなくなりますよね。
僕もそうだったので、気持ちがとても分かります。
そこでこの記事では、僕が勉強しろと言われないようにした方法を解説します。
この記事を読み終えると、親が勉強しろと言う理由や対処法を理解できます。
そして実践することで、親から「勉強しろ」と言われなくなるでしょう。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
親が勉強しろとうるさい時の5つの対処法
- 結果を出す
- 宿題は必ず親の前でやる
- 話し合う
- 我慢する
- 【注意】反論はNG
親が勉強しろとうるさい時の対処法①:結果を出す
「勉強しろ」とうるさい親を黙らせる最も簡単な方法は、結果を出すことです。
結果が出ていれば、親はそれ以上何も言えません。
ただし、ただ結果を出すだけではいけません。
なぜなら、あなたの成績が上がるにつれて親の理想も上がるからです。
例えば、普段100点満点中60点のあなたが、80点を取ったとします。
するとあなたの両親は喜ぶでしょう。
しかし平和なのは次のテストまでです。
次のテストでは90点を要求されますよ。
蟻地獄みたいですね^^
親の勉強しろ地獄から抜け出す方法
先ほど紹介した蟻地獄から抜け出す方法は、両親とあなたとの間で事前に取り決めをしておくことです。
具体的には次のような取り決めをしておくと良いでしょう。
次のテストで〇〇点取る。
もし〇〇点取れたとしても、その後も毎日1時間は必ず勉強する。
だから僕が目標を達成したら、お母さんは今後1年間、僕に「勉強しろ」と言わない。
この内容を伝えてみてください。
因みにポイントは「その後も毎日1時間は必ず勉強する」です。
これを伝えると、お母さんは「1時間では少ない」と言ってくるでしょう。
そうしたら「じゃあ1日1時間半にするから、塾がある日は30分にしたい。体力的に厳しいから、次の日の勉強に響く可能性がある。」と伝えましょう。
値切り交渉をする感じです。
コツは、相手の条件を飲む代わりに、こちらも条件を付けくわえることです。
因みに、学校のテストで9割以上取る方法については、こちらの記事で解説しています。
親が勉強しろとうるさい時の対処法②:宿題は必ず親の前でやる
親から勉強しろとうるさく言われて悩んでいる方は、宿題を親の前でやるようにしてみてください。
なぜなら、親の前で勉強しないと親はあなたが勉強しているか分からないからです。
宿題も終わりますし親も安心するので、一石二鳥です。
親が勉強しろとうるさい時の対処法③:話し合う
勉強しろとうるさい親とは、とにかく話し合うしかありません。
なぜなら、あなたが心の中で腹を立てていても、親は「勉強しろ」と言うのをやめてくれないからです。
何度も話し合い、最終的に先ほど紹介した「取り決め」に持っていきましょう。
勉強しろと言わない約束をしてしまえば、親も言いにくいです。
親が勉強しろとうるさい時の対処法④:我慢する
親が「勉強しろ」とうるさいとき、我慢するのもひとつの手段です。
なぜなら、親があなたに「勉強しろ」と言うのは中学までだからです。
下のグラフの赤い部分を見てください。
親から勉強しろと言われている人の割合は年齢が上がると共に減っています。
(出典 ベネッセ教育総合研究所 第4回子育て生活基本調査(小中版))
中学の間だけだと思ってやり過ごすのも良いでしょう。
親が勉強しろとうるさい時の対処法⑤:【注意】反論はNG
親から勉強しろと言われたときに、反論するのはやめた方が良いです。
理由は、お互いに嫌な気持ちになるだけで何も解決しないからです。
「お母さんが見てないだけで勉強をしている」と言っても信じてもらえません。
また、「うるさい」なんて言おうものなら喧嘩になるでしょう。
反論すれば、その後どうやっても嫌な気持ちになってしまいます。
ですので反論するのではなく、冷静に話し合うようにしましょう。
親が勉強しろとうるさい3つの理由
- あなたを愛しているから
- あなたを心配しているから
- 勉強に悩んでいるから
この後を読み進めると、僕に対して「結局親を擁護するのかよ!」と思うかもしれないので、先に言っておきます。
親が勉強しろとうるさい理由①:あなたを愛しているから
あなたのご両親は、あなたのことを心の底から愛しています。
だからこそ勉強しろと言ってしまうんです。
もちろん親は勉強しろなどと言うべきではありませんし、それはあなたのご両親も分かっています。
ただ愛情が深ければ深い程、言ってはいけないと分かっていても言ってしまいます。
というのも、僕は自分が親になったら「絶対に勉強しろなんて言わない」と決めていました。
しかし、彼女の首席(勉強で学年1位)がかかったときに、彼女に「勉強がんばってね」と何度も言ってしまいました。
期待し過ぎて言うべきでないことを言ってしまうこともあります。
親が勉強しろとうるさい理由②:あなたを心配しているから
あなたのご両親はあなたのことを愛すると同時に、心配しています。
具体的には次のような心配をしています。
- 第一志望に入れるかな・・・
- 良い大学に行けるかな・・・
- この子が将来、お金で困ることがないかな・・・
このような心配をする理由は、みなさんのご両親も1度は金銭的なお悩みを抱えたことがあるからです。
同じことで悩んでほしくない為、皆さんのことを心配してしまいます。
親が勉強しろとうるさい理由③:勉強に悩んでいるから
受験期になると、あなたは「第一志望に受かりたい」と思うようになり、勉強について悩むようになります。
一方であなたのご両親は、あなたが小さい頃からそういった悩みを抱えています。
なぜなら日本は学歴社会であり、あなたのご両親はその学歴社会を生きてきたからです。
したがって、あなたの勉強に対するご両親のお悩みは大きいです。
因みに、親御さんがどれくらいストレスを抱えているのか知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
親が勉強しろとうるさいのは逆効果?
結論から言うと、親が勉強しろとうるさく言うのはほとんどの場合意味がなく、逆効果になる可能性もあります。
これは客観的なデータで示されています。
2011年にベネッセ教育研究開発センターが実施した「第4回子育て生活基本調査」で次のような調査結果が出ました。
- 「勉強しなさい」と声をかけている母親は全体の8割以上
- 「勉強しなさい」と言われた子どもの平均勉強時間は57.6分
- 「勉強しなさい」と言われなかった子どもの平均勉強時間は53.3分
- 小学5年生の場合は「勉強しなさい」と言われた子の方が、言われなかった子よりも勉強時間が3.6分短かった
つまり、多くの親が「勉強しなさい」と言っている一方で、勉強しろと言っても言わなくても子どもの勉強時間は大して変わらないということです。
無意味な声掛けをしてお互いに嫌な気持ちになっているので、勉強しろと言うのは今すぐやめた方が良いですね。
まとめ
この記事では、親が勉強しろとうるさい3つの理由と、それに対する5つの解決方法を解説しました。
また本ブログでは、勉強に関する情報を毎日発信しています。
テストで良い点を取りたい方や安くて質の良い教育サービスを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
最後までご精読いただきありがとうございました。