このようなお悩みを解消します。
本記事の内容
- 内申点が低いと高校受験にどういう影響があるのか
- 内申点を上げられる人・上げられない人
- 子どもの内申点を上げるために親ができること
- 【体験談】内申点が低い受験生の戦い方
- 学校の先生の言うことを真に受けないで!
- 内申点に関するよくある質問
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、歴代最低の内申点で県内トップの進学校に合格しました。
高校受験において、とても大切な内申点。
しかし、きちんと対策をしている中学生はほとんど居ません。
この記事では、内申点が低い理由や上げる方法、内申点が低い人の戦い方などを解説します。
この記事を読み終えると、内申点が低い人が第一志望校に合格する方法を理解できます。
そして実践することで、あなたも第一志望校に合格できるでしょう。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
内申点が低いと高校受験にどういう影響がある?
- リスクが高くなる
- 精神的なストレス
- 合格したら「天才」
低い内申点が高校受験に与える影響①:リスクが高くなる
内申点が低いと、リスクが高くなります。
なぜなら、当日点への依存度が上がるからです。
受験の合否が当日点によって決まるため、高校受験におけるリスクが高まります。
低い内申点が高校受験に与える影響②:精神的なストレス
内申点が低いと、受験期の精神的ストレスが大きくなります。
僕は人生において内申点が高かったことは無いですが、内申点が高ければ多少安心できると思います。
また受験生本人だけでなく、親御さんの精神的ストレスも増えます。
因みに、受験期でストレスをかかえているお母さんは、こちらの記事をご覧ください。
低い内申点が高校受験に与える影響③:合格したら「天才」
内申点が低い人が合格したら「天才」と呼ばれます。
なぜなら「内申点が低いのに合格した」ということは、「当日点が高い」ということだからです。
僕も高校に合格してしばらくは「天才」と呼ばれていましたし、本当に自分のことを天才だと思っていました。
低い内申点が高校受験に与える影響
①リスクが高くなる
②精神的なストレスが大きくなる
③合格したら「天才」と呼ばれる
低い内申点を上げられる人・上げられない人
- 内申点が低い原因には2種類ある
- テストの点が原因なら上げられる
- 態度が原因の場合はキツい
内申点が低い原因には2種類ある
内申点が低い原因には、次の2種類があります。
- テストの点が低いこと
- 態度が悪いこと
テストの点が低い場合には、評定の項目のうち「関心・意欲・態度」以外の評価が低くなります。
態度が原因の場合は「関心・意欲・態度」の評価が低くなりますね。
内申点の低い原因がテストの点であるなら上げられる
内申点が低い原因がテストの点であるなら、内申点は上げられます。
なぜなら、テストの点は勉強すれば上がるからです。
今は内申点が低くても、今後勉強を頑張れば、テストの点に伴って内申点も上がっていくでしょう。
テストの点を上げる方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
内申点の低い原因が態度の場合はキツい
内申点の低い原因が態度の場合はキツイです。
なぜなら、態度を変えるには性格を変える必要があるからです。
テストの点は勉強すれば上がりますが、態度は数値化されないためなかなか良くなりません。
ですので、態度が原因で内申点が低くなっている場合は、内申点を上げるのは難しいです。
低い内申点を上げられる人・上げられない人
①内申点が低い原因は2つある
②テストの点が原因なら上げられる
③態度が原因ならキツイ
低い内申点を上げるために親ができること
- 原因を考える
- 対処法を伝える
- 試行錯誤する
低い内申点を上げるために親ができること①:原因を考える
まずはお子さまと一緒に内申点が低い原因を考えましょう。
ここで大切なのは、考えた原因が正しいか間違っているかではありません。
因みに、原因がテストの点なら勉強するだけです。
低い内申点を上げるために親ができること②:対処法を考える
原因が分かったら、対処法を考えてお子さまに伝えましょう。
ここで大切なのは、「〇〇をしなさい」と押し付けるのではなく、お子さまの身になって考えることです。
分かりやすいように僕の例を出して解説します。
僕は中学1年生の頃から毎回、全科目90点以上を取っていました。
僕の内申点が低かった原因は、授業中に私語をしたり席を立って出歩いたりしていたからです。
このような態度を取っていた理由は、授業の進むペースが遅すぎてつまらなかったからです。
毎日朝から夕方まで「1+1の解き方」を解説されたら、誰だって聞く気が失せるでしょう。
僕はそういう状況でした。
この場合、今の僕なら当時の僕にこう伝えます。
「1週間以内に国連に加盟している国名を全て覚えられる?
この紙に国名が書いてあるから、全て覚えて1週間後に私の前で披露してほしい。
君が賢いのは知っているけど、さすがに難しいかな?」
おそらく、当時の僕ならムキになって覚えたでしょう。
授業中も先生にバレないようにしながら覚えたはずです。
国連に加盟している国名を全て覚えたら、次は円周率でも良いです。
何でも良いので、授業を受けながら頭を使える何かを渡してあげれば、私語はしなくなります。
このように、お子さまにとってメリットのある対処法を考えましょう。
また、塾や家庭教師などを利用することで解決できる場合は、オンライン家庭教師がオススメです。
ヒトの脳は言語を使う領域が発達しているはず・・・(笑)
低い内申点を上げるために親ができること③:試行錯誤する
原因を考えて対処法を伝えるのを何度も繰り返しましょう。
すると、次第にお子さまも分かってくるはずです。
お子さまの頭の中にこういった考えが生まれると、何も言わなくても授業態度が改善されます。
考えを押し付けるのではなく、お子さま自身が変わろうと思えるようにしましょう。
因みに、お子さまの成績を上げたい方は、こちらの記事もあわせてご一読ください。
低い内申点をあげるために親ができること
①原因を考える
②対処法を伝える
③試行錯誤する
【体験談】 内申点が低い受験生の戦い方
- 内申点の関係ない高校へ行く
- 当日点で無双する
- 志望校を下げる
【体験談】内申点が低い受験生の戦い方①:内申点の関係ない高校へ行く
内申点の関係ない高校へ行くのも1つの手段です。
公立高校は内申点が必要なので、私立高校になりますね。
学力は高いけど内申点が低い方は、難関私立を目指すのがオススメです。
【体験談】内申点が低い受験生の戦い方②:当日点で無双する
内申点と当日点の合計で合否が決まるため、当日点で無双するのも1つの手段です。
どうしても公立高校に進学したい場合は、当日点を取るしかありません。
因みに、高校受験の対策方法はこちらの記事で解説しています。
ぜひご参照ください。
【体験談】内申点が低い受験生の戦い方③:志望校を下げる
志望校を下げるのも1つの手段です。
おそらく大半の人が志望校を下げるでしょう。
最も安全なので、高校受験でリスクを取りたくない方にはオススメのやり方です。
内申点が低い受験生の戦い方
①内申点の関係ない高校へ行く
②当日点で無双する
③志望校を下げる
【注意】学校の先生の言うことを真に受けないで!
公立中学校の進路指導は、真に受けないでください。
なぜなら、公立中学校の教員の主張は適当だからです。
ですので大抵の場合「厳しいです。志望校をワンランク下げた方が良いです」と言われます。
僕の担任だけかと思いましたが、高校に入学してから確認したところみんな同じようなことを言われていました。
驚いたことに、首席で合格した人すら「志望校を下げるべき」と言われていたそうです。
公立中学校の教員の言うことを信じるくらいなら、おみくじを信じた方が良いですよ。
学校の先生の言うことは真に受けないようにしましょう。
ではどうすれば良いか?
では、どのようにして進路を決めれば良いのか?
対処法は以下の2つです。
- 自分で調べる
- 塾に聞く
合格最低点が開示されている場合は自分で調べれば分かります。
開示されていない場合は、塾に確認しましょう。
塾は生徒から情報収集をして、例年の合格最低点をある程度把握しています。
その合格最低点と自分の内申点を照らし合わせたときに当日点がどれくらい必要なのか、で志望校を決めましょう。
それ以外は見なくて大丈夫です。
「今年はレベルが高いから合格最低点が上がる」
「〇〇高校の定員が減る可能性があるらしい」
このような、情報源の不明確な情報が入ってきて不安になるかもしれませんが、そういった情報は99%デマです。
今見えている数字だけで判断しましょう。
内申点に関するよくある質問
- 内申点は何点からが低い?
- 内申点は評定だけ?それとも生活態度も入る?
- 内申点で5が貰える人は決まっている?
内申点は何点からが低い?
明確に「◯点からが低い」とは答えられません。
なぜなら、内申点の算出方法は都道府県によって異なるからです。
例えば、東京都の場合は9教科の評定を足したものが内申点ですので、65点満点です。
しかし、大阪府の場合は中1と中2の評定の合計を2倍したものに、中3の評定の合計を6倍したものを足して算出します。
ですので、内申点の合計は650点満点となります。
そのため、明確に「◯点からが低い」という基準はありません。
因みに、中学生の成績の付け方や内申点の算出方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
内申点は評定だけ?それとも生活態度も入る?
内申点とは、評定のことを指します。
これは中学校の教員や生徒などに勘違いしている人が多いですが、内申書と内申点は別です。
生活態度や先生からの評価を記したものが内申書、学校での成績を記したのが内申点です。
そして、入試でより重要になるのは、内申点です。
実際、内申書が原因で落とされた人は聞いたことがありませんね。
内申点で「5」がもらえる人の割合は決まっている?
一応ルール上は、全員に評定「5」を付けても良いことになっています。
しかし、実際にはある程度割合が決まっています。
なぜなら、全員を評定「5」にすると、「きちんと評価しているか?」と学校に言われるからです。
そのため、先生もビビッて全員に「5」を付けません。
過去にあった事例として、テストで満点を取ったにも関わらず評定が「3」だったことがあります。
これは家庭科で起こった珍事件で、テストが簡単だったため、全体の6割くらいの人が満点を取りました。
このように、テストで全員が良い点を取ると、評価基準をテスト以外に変えます。
そうやって評定「5」の生徒の割合を調整するため、実際には割合が決まっているようなものです。
まとめ
この記事では、内申点が低い原因や解決方法について解説しました。
ぜひ実践してみてください。
また本ブログでは、勉強に関する情報を毎日発信しています。
学力を上げたい方や安くて評判の良い学習サービスについて知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
最後までご精読いただきありがとうございました。