このようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 高校受験でストレスが溜まった母親に伝えたい3つのこと
- 【重要】高校受験のために母親ができる3つのこと
- 高校受験期に母親がストレスが溜まってもやらない方が良いこと3選
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、塾の講師・家庭教師として、数百名の保護者の方の相談を受けてきました。
上手くいってほしいと思えば思うほど、お子さま以上にストレスを抱えてしまう高校受験。
実際に、精神的につらくなってしまう親御さんは少なくありません。
この記事を読み終えると、母親であるあなたが今、何をすべきなのかがはっきりと分かります。
そして実践することで、精神的に楽になると共に、お子さまの高校受験を有利に進められます。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
高校受験でストレスが溜まった母親に伝えたい3つのこと
その時に僕が生徒の母親にお伝えしていたことは次の3つです。
- 子どもも同じストレスを抱えている
- ストレスを抱えても結果は変わらない
- 起こったことが最善
高校受験でストレスを抱えた母親に伝えたいこと①:子どもも同じ
あなたがお子さまの高校受験にストレスを抱えているのと同じくらい、お子さまもストレスを抱えています。
やりたいことを我慢して勉強しなければならないのですから当然です。
なぜなら、受験に対する子どもの態度に不満を抱いている母親は少なくないからです。
下の図ご覧下さい。
この図は、「子どもが受験勉強を始めてからストレスが増加した原因は何ですか?」という質問に対する答えをまとめたものです。
(出典 ライオン株式会社 受験生の親に対する実態調査)
第1位は「受験に対する子どもの姿勢・態度」です。
また下の図は「子どもの受験に対するストレスと、自分が受験生だった時のストレスはどちらが大きいですか?」という質問に対する答えをまとめたものです。
(出典 ライオン株式会社 受験生の親に対する実態調査)
これを見ても分かる通り、親として高校受験に臨む方がストレスを感じるという方が半分以上です。
これらの調査結果から、次のようなことが分かります。
- 高校受験を控えたお子さまを持つ母親は、お子さま以上にストレスを抱えている
- いずれお子さまの態度に不満を持つ
このように考えたままお子さまと接すると、揉める可能性が高いです。
ですので、「お子さまもあなたと同じようにストレスを抱えている」ということを常に頭の片隅に置いておいておきましょう。
高校受験でストレスを抱えた母親に伝えたいこと②:結果は変わらない
あなたがストレスを抱えても、お子さまの高校受験の結果は変わりません。
なぜなら、高校受験を受けるのはあなたのお子さまだからです。
むしろストレスのせいで余計なことを言い、お子さまと喧嘩してしまったら、邪魔になります。
心配になってストレスが溜まるのは分かります。
しかし、ストレスを溜めても良いことはないのであまり考えないようにしましょう。
高校受験でストレスを抱えた母親に伝えたいこと③:起こったことが最善
これはストレスを溜めないための考え方で、常に「起こったことが最善」と考えるのです。
理由は、人生何が起こるか分からないからです。
あなたのお子さんが第一志望の高校に受かったとしても、高校で体育の授業中に大けがをするかもしれません。
第二志望の高校に行ったことで、人生の恩師とも呼べる先生に出会えるかもしれません。
人生は何が起こるか分かりません。
高校受験でストレスを抱えた母親に伝えたいこと
①お子さんも同じストレスを抱えています
②ストレスを抱えても結果は変わりません
③起こったことが最善
【重要】高校受験のために母親ができる3つの事(ストレスは置いといて)
多くの受験生を見ていると、母親が子どもの高校合格に大きく貢献しているケースを見かけます。
そういった“優秀な母親”が受験期にやっていることを3つ紹介します。
- 子どもと頻繁に会話する
- 子どもの頼りになる
- 勉強をサポートする
1つ目と2つ目はお子さまのメンタルのケア、3つ目は勉強面でのサポートです。
高校受験のために母親ができること①:子どもと頻繁に会話する
受験期は特に、意識してお子さまと話すようにしましょう。
なぜなら、家族と話すとストレスが解消されるからです。
下の図は、医師約1000人に聞いた、「おすすめのストレス解消法」をまとめたものです。
(出典 PRTIMES 医師1021人に聞いた!)
おすすめのストレス解消法として最も多かったのは、「家族・同居人とコミュニケーションを取る」でした。
コミュニケーションを取ると、受験生であるあなたのお子さんのストレスが減ります。
また、あなた自身のストレスも解消されます。
勉強を邪魔しないように気を付けながら、普段よりも多めに会話しましょう。
高校受験のために母親ができること②:子どもの頼りになる
お子さまにとっての心の拠り所になりましょう。
なぜなら高校受験期のお子さまは、心が落ち着く場所を探しているからです。
下のグラフをご覧ください。
これは「受験期に親から掛けられたい言葉」をまとめたものです。
(出典 @DIME 受験生が親に言われたら嫌な言葉TOP3)
- お疲れ様
- 頑張って
- 〇〇なら大丈夫、できる
お子さまに対して、このような言葉を積極的にかけるようにしましょう。
そうすればあなたがお子さまにとっての心の拠り所となります。
そして、お互いにつらい受験期を乗り越えることができるでしょう。
因みに、お子さまがあなたから言われたくない言葉は以下の通りです。
(出典 @DIME 受験生が親に言われたら嫌な言葉TOP3)
1度でも言ってしまうと、挽回するのは難しいです。
ですので、絶対に言わないように気を付けてください。
高校受験のために母親ができること③:勉強をサポートする
僕が多くの受験生を見ていて、「母親がこれをやるのは強すぎる!」と思ったことが2つあります。
- 過去問・予想問題の収集
- 受験する高校の情報収集
高校受験における母親の勉強サポート①:過去問・予想問題の収集
過去問・予想問題を集めてお子さまに渡しましょう。
公立高校を受験される場合は、都道府県別 公立高校入試[問題・正答]に47都道府県の過去7年分の過去問が出ています。
作業時間はほとんどかかりませんが、これをするだけでお子さまからしたらとても心強いです。
お子さまからしたら、「勉強しろ」と言われるより10000倍くらい勉強しようと思えますよ。
過去問・予想問題を集めたら、「過去問集めといたよ」とだけ言ってお子さまに渡しましょう。
「過去問印刷したからやりなさい」と言わないようにしてください。
あくまでやり方はお子さまに任せるとして、「役立つかはわからないけど集めといたよ」という感じで渡しましょう。
高校受験における母親の勉強サポート②:受験する高校の情報収集
お子さまが受験する高校の情報収集を行いましょう。
これをする理由は、「受験は情報戦」と言われるほど情報が物を言うからです。
具体的には、次のようなことを調べるのをオススメします。
- 合格体験記
- 学費
- 入学手続きのやり方
- 高校1年~3年までのイベント
これらのことを調べると、受験に関する細かい情報が入ってくるようになります。
周りが知らないことをあなただけが知ってお子さまに伝えると、お子さまが有利になります。
またこれらの情報は、受験勉強に対するお子さんのモチベーションアップにも使えます。
何気ないフリして次のように言ってみましょう。
お子さまの受験勉強へのモチベーションは間違いなく上がるでしょう。
このように、受験する高校の情報収集を母親がやると、受験において他の子よりも有利になりますよ。
因みに、高校受験は地元での競争ですが、大学受験は全国での戦いになります。
田舎にお住まいの場合、情報戦の時点ではっきり言って不利です。
都会に比べて地方の人が不利なことやその対策方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
高校受験において母親ができること(ストレスは置いといて)
①子どもと頻繁に会話する
②子どもの頼りになる
・良い声掛けを行う
③勉強をサポートする
・過去問や予想問題の収集
・受験する高校の情報収集
高校受験期に母親がやらない方が良いこと3つ(ストレスが増幅します)
- 「勉強しなさい」と言う
- 何も思っていないフリをする
- ママ友との過度な交流
高校受験期に母親のストレスを増幅させること①:「勉強しなさい」と言う
高校受験期に母親がやらない方が良いこと第一位は、「勉強しなさい」と言うことです。
なぜなら、お互いにストレスが溜まっている状況でこのように言っても、お子さまが素直に聞くわけがないからです。
間違いなく喧嘩になります。
喧嘩になると、お子さまは勉強に集中できなくなりますし、あなたも不快感だけが残ります。
高校受験期は特に、「勉強しなさい」だけは言わないようにしましょう。
親御さんがこちらの記事を読んで、「お子さまはどのように考えているのか」を学ばれるのも良いでしょう。
高校受験期に母親のストレスを増幅させること②:何も思っていないフリをする
ストレスを隠すために、「勉強は子どものことだから、私は何も思ってないよ」みたいなことを言う母親が居ます。
しかし、これも絶対にやってはいけません。
なぜなら、お子さまがひとりで悩むことになるからです。
思い出してみてください。
今までの人生であなたがつらかった時、誰かに一緒に居てほしいと思いませんでしたか?
一緒に戦場に行き、一緒に戦ってあげてください。
何も思っていないフリをするのは、お子さんの精神面に悪影響を及ぼします。
高校受験期に母親のストレスを増幅させること③:ママ友との過度な交流
高校受験のストレスを解消するために、受験期になると頻繁に連絡を取ったり食事に出かけたりする母親が居ます。
これは絶対にやめた方が良いです。
なぜなら、余計なことを吹き込まれる可能性が高いからです。
下のグラフをご覧ください。
このグラフは、受験生を持つ母親200人を対象に「ママ友間で、お子さまの受験について本音で会話をしますか?」という質問をした結果をまとめたものです。
(出典 ライオン株式会社 受験生の親に対する実態調査)
このグラフを見て分かるように、65.5%の方は本音で話していません。
6~7割の人が本音で話していないような場所に行くと、真実ではない余計なことを吹き込まれるのは当然ですよね。
高校受験期に母親がやらない方が良い3つの事
①「勉強しなさい」と言う
・喧嘩になるだけです
②何も思っていないフリをする
・お子さんが不安になります
③ママ友との過度な交流
・嘘を吹き込まれます
まとめ
この記事では、高校受験で母親がストレスを感じた時の対処法について解説しました。
この記事に書いてあることを理解し実践すれば、あなたのお子さまは間違いなく高校受験で有利になります。
あなたがお子さまの高校受験を成功へと導きたいのなら、この記事をブックマークして何度も読み込んでください。
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