結論、成績の良い子の親は愛情を持ってお子さまと接しています。
一方で、成績の悪い子の親は愛情を持ってお子さまを束縛しています。
本記事の内容
- 成績の良い子の親の共通点
- 中学校で成績が良い子の共通点
- 中学校で成績が悪い子の共通点
- 中学2年生になると成績が下がる理由
- 中学校の成績に関する豆知識
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、国立大学医学部に現役合格しました。
その後、塾の講師・家庭教師として数百組の親子を見てきました。
子どもは親の写し鏡と言われるほど、お子さまのスペックは親御さんによって決まる部分が大きいです。
この記事では、成績の良い子の親の共通点を解説します。
この記事を読み終えると、成績が良い子と悪い子の違いが理解でき、良い子の親を真似することで、お子さまの成績を上げられるでしょう。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
成績の良い子の親の特徴
- よく褒める
- 人当たりが良い
- 子どもから尊敬されている
成績の良い子の親の特徴①:よく褒める
成績の良い子の親は、子どもをよく褒めます。
どんな些細なことでも、本当によく褒めるんです。
また、お子さまの話をよく聞きます。
よく聞いた上で、よく褒めます。
「どれだけ罵倒できるかを競っているのかな?」と思うほど、お子さまの話を聞かずに罵倒し続けます。
成績の良い子の親の特徴②:人当たりが良い
成績の良い子の親は、人当たりが良いです。
実際に、成績が良い子の親ほど周りの人と仲良が良いです。
その結果、先生からお子さまへの印象も良くなるんですよね。
塾の講師をしていた僕の経験から言わせてもらうと、成績の悪い子の親は本当に態度が悪いです。
民度が低いというか、「本当に義務教育受けた?」と思うほど礼儀がなってない人が多いですね。
成績の良い子の親の共通点③:子どもから尊敬されている
成績の良い子の親は、子どもから尊敬されていることが多いです。
実際に、僕の大学で首席だった人は、親のことをとても尊敬していました。
それくらい、成績の良い子の親はお子さまから好かれていますし、尊敬されています。
一方で成績の悪い子の親の常套句は、「勉強しろ」ですね。
そんなこと言わなくても、お子さまから好かれて尊敬されたうえでテストの結果をベタ褒めすれば、勝手に勉強をするようになりますよ。
因みに、親が「勉強しろ」とうるさい時の解決方法についてはこちらの記事で解説しています。
成績の良い子の親の特徴
①よく褒める
②人当たりが良い
③子どもから尊敬されている
中学校で成績の良い子の共通点
- 毎日勉強している
- 親とよく話している
- 親が優秀
中学校で成績の良い子の共通点①:毎日勉強している
成績が良い子は、毎日勉強しています。
勉強していないのに成績が良い子は居ません。
1日のうちどれくらい勉強しているかと言うと、5分~3時間です。
ここで大切なのは、全く勉強しない日を作らないことです。
1日1時間も勉強する必要はありません。
中学生で毎日1時間も勉強していたら学年トップ10に入れますよ。
勉強を継続するコツについては、こちらの記事で解説しています。
中学校で成績の良い子の共通点②:親とよく話している
成績が良い子は、親と仲が良いです。
親と頻繁に話しており、最大の理解者は親であることが多いです。
このように親を愛しており、親とよく話す人は成績が良いです。
中学校で成績の良い子の共通点③:親が優秀
成績が良い子は、優秀な親を持っていることが多いです。
ここで言う「優秀」とは、「学生の頃めちゃくちゃ成績が良かった」という意味ではなく、「親として優秀」という意味です。
例えばどうやったら子どもが動いてくれるかを学び、考え、試行錯誤しているような親です。
このような優秀な親の元に生まれた子どもは、成績が良くなります。
中学校で成績が良い子の共通点
①毎日勉強している
②親とよく話している
③親が優秀
中学校で成績の悪い子の共通点
- 友達と遊んでばかりいる
- 親と仲が悪い
- 親が不出来
中学校で成績の悪い子の共通点①:友達と遊んでばかりいる
友達と遊んでばかりいる子は成績が悪いです。
なぜなら普段関わっている人達も成績が悪い人達だからです。
成績が良い人の周りには成績が良い人が集まり、良質な情報が共有されます。
一方で成績が悪い人の周りには成績が悪い人が集まり、デマや愚痴が共有されます。
大抵の場合、普段遊んでばかりいる子の成績は良くないです。
したがって遊んでばかりいると良質な情報が入ってこなくなり、成績が悪くなります。
中学校で成績の悪い子の共通点②:親と仲が悪い
中学校で成績が悪い子は、親と仲が悪い場合が多いです。
心が満たされていないと勉強を頑張ろうという気にはなりません。
親と仲が悪いと心が満たされなくなるため、勉強に気持ちが向かなくなります。
ですので、親と仲が悪いと成績が悪くなります。
中学校で成績の悪い子の特徴③:親が不出来
中学校で成績が悪い子の親は、不出来であることが多いです。
先ほども説明した通り、ここで言う「不出来」とは「親として不出来」という意味です。
例えば「勉強しなさい」と言ったり自分の子どもを悪く言ったりする親です。
人として恥ずかしすぎますよね。
中学校で成績の悪い子の特徴
①友達と遊んでばかりいる
②親と仲が悪い
③親が不出来
中学2年生になると成績が下がる理由
- 中だるみするから
- 勉強の難易度が一気に上がるから
- 部活動が忙しくなるから
1つずつ詳しく説明します。
中学2年生になると成績が下がる理由①:中だるみするから
中学2年生になると成績が下がる子は、中だるみしている可能性があります。
なぜなら、2年生は勉強に関するイベントが何もないからです。
1年生は入学したばかりで中学の勉強が始まりますし、3年生は受験があります。
それに比べて2年生は大きな勉強イベントがありません。
そんな時こそ、この記事を読んで3年生に備えましょう。
中学2年生になると成績が下がる理由②:勉強の難易度が一気に上がるから
中学2年生で成績が下がるのは、勉強の難易度が一気に上がるからです。
中学1年生から2年生になると、学習内容が急に難しくなります。
例えば数学の場合、中1では足し算・引き算から入りますが、中2では文字を使った計算から始まります。
このように急に難易度が上がるためついていけなくなり、成績が下がってしまいます。
中学2年生になると成績が下がる理由③:部活動が忙しくなるから
中学2年生になると成績が下がる理由は、部活動が忙しくなるからです。
3年生が引退すると、2年生の時代が来ます。
そうなると部活の主力になるため、部活動が忙しくなります。
家に帰る頃には部活で疲れており、勉強どころではなくなってしまいます。
部活後に疲れていて勉強できない方は、こちらの記事をご覧ください。
また、都道府県によっては部活動への加入を義務付けているところもあります。
そういう場合は、積極的に幽霊部員になるのがオススメです。
中学2年生になると成績が下がる理由
①中だるみするから
②勉強の難易度が一気に上がるから
③部活動が忙しくなるから
【知っていると得】中学校の成績に関する豆知識
- 中3以外はどうでもいい?
- 副教科が大切
- 先生は1人1人を見ていない
中学校の成績に関する豆知識①:中3以外はどうでもいい?
都道府県によっては、中3以外の成績はどうでも良い場合があります。
なぜどうでも良いのかというと、受験で使う内申点に含まれないからです。
例えば東京都の場合、中学3年生の内申点を元に計算します。
東京都以外にもこのような都道府県はあるため、中2までの成績が必要ない場合もあります。
因みに、成績の付け方については以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。
中学校の成績に関する豆知識②:副教科が大切
副教科の成績を上げた方が良い可能性があります。
副教科とは次の4教科の事です。
- 音楽
- 美術
- 技術・家庭科
- 体育
なぜ副教科の成績を上げた方が良いのかというと、副教科を重視する高校が多いからです。
これも都道府県によりますが、東京都の場合は主要5教科より副教科の成績を2倍重視しています。
このように副教科の成績を上げた方が良い可能性もあります。
中学校の成績に関する豆知識③:先生は1人1人を見ていない
先生は生徒1人1人を見ていません。
テストや提出物といった、個々を明確に判断できる場合は1人1人を見て判断します。
しかし授業中の発表回数や積極性などは、1人1人を見て判断しているわけではありません。
ですので成績を上げるには、「できる人」よりも「できそうな人」の方が有利です。
これが最も顕著なのが体育です。
僕の体験談を紹介します。
僕の中学生の頃のクラスメイトにY君という子が居ました。
Y君は頭がとても良かったですが、運動神経が低かったです。
ですのでY君は体育の成績が5段階評価で「2」でした。
中学3年生になり、体育の先生が変わりました。
そこでY君が取った作戦が、「できそうに見せること」でした。
「俺運動めっちゃできるから!」という雰囲気を出し、大きな声で周りに指示を出しました。
しかしサッカーやバスケの試合が始まると、先生が見ていない間は休憩していました。
そして先生が見ている時だけ全力で動きます。
そうすると周りの人は疲れていますが、Y君は元気なので1人だけ動きが良いです。
こうしてY君は中3の成績で5段階評価の「5」を取りました。
このように、先生は常に1人1人を見ているわけではなく、目立っている人を見ているだけです。
したがって先生が見ている時に全力で動いていれば、成績は良くなります。
工夫次第で成績は上げられるということです。
【知っていると得をする】中学校の成績に関する豆知識
①中3以外はどうでもよい
②副教科が大切
③先生は1人1人を見ていない
まとめ
①中学校で成績が良い子の共通点
- 毎日勉強をしている
- 親とよく話している
- 親が優秀
②中学校で成績が悪い子の共通点
- 友達と遊んでばかりいる
- 親と仲が悪い
- 親が不出来
③中学2年生になると成績が下がる理由
- 中だるみするから
- 勉強の難易度が一気に上がるから
- 部活動が忙しくなるから
④【知っていると得】中学校の成績に関する豆知識
- 中3以外はどうでもいい
- 副教科が大切
- 先生は1人1人を見ていない
この記事では、中学校の成績が良い人と悪い人の違いについて解説しました。
ぜひ実践してみて下さい。
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学力を上げたい方やオススメの教育サービスについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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