結論、合格率が高いのは7~8時間です。
本記事の内容
- 受験生の中学生に必要な睡眠時間
- 中学生の睡眠時間に関するよくある質問
- 高校受験生が睡眠時間を削って勉強するのがNGな理由
- 受験生の中学生が睡眠の質を上げる方法
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、国立大学医学部に現役合格しました。
また、塾の講師・家庭教師として数百名の生徒さんを指導してきました。
学力に密接に関係する睡眠時間。
この記事では、高校受験生に最適な睡眠時間や、中学生の睡眠について解説します。
この記事を読み終えると、学力を伸ばすために必要な睡眠時間を理解でき、実践することで、あなたの学力はグングン伸びます。
それではさっそく本文へ行ってみましょう。
目次
受験生の中学生に必要な睡眠時間
- 合格率が高いのは7~8時間以上
- 望ましい睡眠時間は8~10時間
- 最長でも11時間
受験生の中学生に必要な睡眠時間①:合格率が高いのは7~8時間以上
合格率が最も高い睡眠時間は、7~8時間以上です。
こちらの画像をご覧ください。
(出典:『家庭学習研究社って、どんな学習塾?』)
これは睡眠時間と学力を表したものです。
また、下の画像をご覧ください。
(出典 ReseMom 『寝る子は受かる!?』)
この画像は、睡眠時間と第一志望校合格者の割合をグラフに表したものです。
7~8時間以上眠った人は、明らかに合格率が上がっているのが分かると思います。
このように、様々な調査結果を見る限り、合格率が最も高くなる睡眠時間は7~8時間以上になるのです。
受験生の中学生に必要な睡眠時間②:望ましい睡眠時間は8~10時間
高校受験生にとって、望ましい睡眠時間は8~10時間です。
これは『米国国立財団睡眠法人』というところが公表しています。
受験生の中学生に必要な睡眠時間③:最長でも11時間
もう1つ補足しておくと、中学生の睡眠時間は最長でも11時間だそうです。
たまに「14時間寝た」などと言っている生徒を見かけますが、逆にしんどいと思いますよ^^
7~10時間の間で、最もコンディションの良い睡眠時間を選ぶと良いでしょう。
受験生の中学生に必要な睡眠時間
①合格率が高いのは7~8時間以上
②望ましい睡眠時間は8~10時間
③最長でも11時間
【受験生必見】中学生の睡眠時間に関するよくある質問
- 最低どれくらい必要?
- 2021年の平均睡眠時間は?
- 勉強のスケジュールは?
高校受験生の睡眠時間は最低どれくらい必要?
日中に眠気を感じないために必要な睡眠時間は、最低でも8時間程度でしょう。
実際に、7時間睡眠だと昼食後に眠気が来ます。
僕は中学生なら最低でも8時間は寝るべきだと思いますよ。
因みに、テスト前夜の睡眠時間について解説した記事もありますので、ぜひご覧ください。
2021年の中学生の平均睡眠時間は?
男性が5時間53分、女性が6時間です。
下の画像の通りですね。
(出典:ReseMom 『平均睡眠時間 10代は男性5時間53分・女性6時間』)
ただし、これは10代の平均なので、厳密に中学生の平均睡眠時間ではありません。
ですので、ざっくりとにはなってしまいますが、大体6時間程度ですね。
最適な睡眠時間は8時間程度と言われているのに、実際には6時間しか寝ていないわけですから。
高校受験生の勉強スケジュールは?
高校受験生の勉強スケジュールは、8時間の睡眠時間を除いて計画しましょう。
後で詳しく説明しますが、くれぐれも睡眠時間を削らないようにしてください。
また、スケジュールの具体的な作り方については下の記事で解説していますので、ご参照ください。
【受験生必見】中学生の睡眠時間に関するよくある質問
①最低どれくらい必要?
②2021年の平均睡眠時間は?
③勉強のスケジュールは?
睡眠時間を削って勉強するのがNGな理由
- 集中力が下がるから
- 続かなくなるから
- ミスが増えるから
睡眠時間を削って勉強するのがNGな理由①:集中力が下がるから
睡眠時間を削って勉強すると、集中力が下がります。
なぜなら、脳が疲労から回復しないからです。
これと同じです。
脳にも体力があるので、疲れた状態だと集中力が下がります。
睡眠時間を削って勉強するのがNGな理由②:続かなくなる
睡眠時間を削って無理に勉強すると、勉強を継続できなくなります。
なぜなら、ストレスが溜まるからです。
ですので、睡眠時間だけはしっかりと取りましょう。
因みに、どうしてもやる気が出ない時の対処法についてはこちらの記事で解説しています。
睡眠時間を削って勉強するのがNGな理由③:ミスが増える
睡眠時間を削って勉強すると、ミスが増えます。
なぜなら、注意力が下がるからです。
下の画像をご覧ください。
(出典:DIAMOND online 『自覚なきかくれ不眠が仕事のミスを激増させる』)
このグラフは、睡眠不足が積み重なると眠気はすぐに頭打ちになるが、ミスは増え続けることを表しています。
ですので、眠気が大したことないから大丈夫だと思っていても、ミスはどんどん増えていくということです。
睡眠時間を削って勉強するのがNGな理由
①集中力が下がるから
②続かなくなるから
③ミスが増えるから
受験生の中学生が睡眠の質を上げる方法
- 日中に徹底的に頭を使う
- 布団に入ったら何も考えない
- 起きる時間を固定する
受験生の中学生が睡眠の質を上げる方法①:日中に徹底的に頭を使う
睡眠の質を上げたい高校受験生は、日中に徹底的に頭を使いましょう。
なぜなら、疲れていた方がよく眠れるからです。
全力で勉強をすると、布団に入るころには「眠い」以外の感情がなくなっています。
ですので、全力で勉強すると睡眠の質も学力も上がりますよ。
一石二鳥ですね。
受験生の中学生が睡眠の質を上げる方法②:布団に入ったら何も考えない
布団に入ったら何も考えないようにしましょう。
受験生は、将来のことや勉強のことなど、色々と考えてしまうでしょう。
しかし、そういったことを考えると、寝つきが悪くなります。
考えても何も変わらないので、意識して考えないようにした方が良いですよ。
受験生の中学生が睡眠の質を上げる方法③:起きる時間を固定する
受験生の中学生は、起きる時間を固定にしましょう。
なぜなら、起きる時間が遅くなると眠る時間が遅くなり、睡眠不足に陥りやすいからです。
ですので、何時に寝ても起きる時間は固定した方が良いですよ。
因みに、朝型と夜型の論争についてはこちらの記事で解説していますので、ぜひご参照ください。
受験生の中学生が睡眠の質を上げる方法
①日中に徹底的に頭を使う
②布団に入ったら何も考えない
③起きる時間を固定する
【高校受験生の睡眠時間】まとめ
この記事では、受験生の中学生の睡眠時間について解説しました。
ぜひ実践してみてください。
また本ブログでは、勉強に関する情報を毎日発信しています。
テストで良い点を取りたい方や安くて質の良い教育サービスを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
最後までご精読いただきありがとうございました。